介護のヒント
父の食卓に寄り添う- 言語聴覚士の先生と一匙のぬくもり新着!!

週に一度、祈りの園生(そのう)(両親の部屋の名前)に、言語聴覚士のR先生が来てくださいます。言語聴覚士とは、ことばや嚥下(飲み込みのこと)のリハビリをしてくださる先生のこと。明るくやさしい二児のママで、父の食卓にそっと寄 […]

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介護のヒント
白い天井にゆれる秋 −父に届けた懐かしいぶどうの房

「寝ている時間が長い方は、白い天井ばかりを見ています。そこには何の刺激もありません。」 理学療法士の先生がそう話してくださいました。父もベッドで過ごす時間が多く、見上げるのはいつも同じ天井。その言葉に、はっと胸を突かれま […]

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日々のこと
秋分の日と、おはぎの思い出

明日は秋分の日。昼と夜の長さが同じになるこの節目に、おはぎのことが心に浮かびます。 東北に6年間暮らしていたころ、初めて出会ったのはウグイス色の大豆をまぶしたおはぎです。鮮やかな緑色に驚きながら口にすると、やさしい香ばし […]

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こころカフェ
サングラスを外したら

秋の実りの便りをいただきました。ひと粒ごとのシャインマスカットの輝きに、季節の恵みとやさしいぬくもりを感じています。その甘さに心満たされながら、ブログを書き続ける中で、ふと気づいたことがあるのです。 同居を始めたころ、私 […]

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日々のこと
「父をリスペクトしています」−家族で伝える敬老の日の思い

9月の風に、少し秋の気配を感じるようになりました。敬老の日が近づくと、ふと心によみがえる出来事があります。 5年前のことです。弟が父を、昔よく連れて行ってもらった思い出の公園へ案内しました。緑の中で並んで撮った一枚の写真 […]

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日々のこと
秋のきざしー祈りの園生の窓辺

朝夕の空気に少しずつ涼しさが混じり、夏の名残の中にも秋のきざしを感じるようになってきました。 わが家では、父と母の部屋を「祈りの園生(そのう)」と呼んでいます。その窓や壁には、この夏ずっと金魚のシールを貼って、涼やかさを […]

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こころカフェ
こころカフェー月明かりラテ

9月、長月。夜が少しずつ長くなり、月明かりが恋しくなるころです。 両親が眠りについたあと――ここからが私のひととき。そっと扉をあけて、こころカフェ・オープンです。 今日のおすすめは「月明かりラテ」。名前を口にしただけで、 […]

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ことばのしずく
姪からの贈り物

父の91歳の誕生日会を家族でお祝いしました。父はケーキが食べられないので、姪が選んだ31アイスクリームに「91」のロウソクを立て、父が吹き消しました。アイスクリームやプリンなど、父が食べられるものを囲んで、あたたかな時間 […]

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